君平さんのファンの部屋(2011年)


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南部さんからのメール (2011.8.18) です。


こんにちは。東京在住の南部と申します。
先日母と子供たち(7才と3才の男の子)と一緒に童話館を訪れました。
ほのぼのとした切り絵に添えられた詩がどれも心に沁みこみました。
訪れたのは子育てで疲れがたまってピークになりかけていた時でした。
詩の本文は正確には覚えていませんが、こんな詩がありました。
キツネが二匹紙飛行機をとばしていましたが、一匹は遠くに飛ぶのに、もう一匹のはとびません。
でもそれはたまたま風のタイミングが悪かっただけ。いまにとぶさ、といった感じの詩です。
小学生になって学校で出る課題や勉強など、思うようにできないたびにあせって癇癪を起こす
息子に激を飛ばすしかできなかった自分。だから息子も自分も疲れていたんだ。
いまにとぶさ、と「でん」と構えていこうと思いました。
「犬」の詩も大好きです。何冊か買って帰ったので、読むのが楽しみです。

3歳の子供はびりびりが気に入り、家でも紙をやぶってたくさんのびりびりを作りながら、
自分でおはなしを作っていました。絵本からこうして遊びが広がっていくはとてもうれしいものです。

いい童話館と出会えてうれしかったです。本当に来てよかった!ありがとうございました。


南部さん、ありがとうございました。
キツネの紙飛行機の詩はこれですね。

いまは ちょっと
かざむきが わるいだけ
そのうち きみのも
うまく とびます

この二匹のキツネは、くんぺい童話館のエントランスでも、いつも来館者を迎えています。


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